タイトル

 .ゴムボート(インフレータブル・ボート)

目的

 
 一般的なゴムボートは、O又はU字型の枠体で骨格形成され、その枠体の底部にシートを張った構造となっており、ゴムボートの骨格を形成するチューブの中を居住空間としたものは見当たらない。
 

 

技術概要

複数本の小径ホースを螺旋状に巻回して配設した大径チューブからなるゴムボート
 (従来はチューブの上に乗る考え、当方が考案したのはチューブの中に入る考え。)

 

効果

  @チューブ内に形成される大径中空の居住空間を広く利用することができ、中空内であるのでボートを覆うテント状のシートがなくとも外気や雨風を凌ぐことができる。

  A小径ホースの本数、太さ、長さや螺旋の角度、材質、圧入する流体の圧力により目的に合わせたものを製作できる。

  Bまた、ボート本体は複数本の小径ホースからなるので、座礁等で小径ホースに破損が生じても全小径ホースが一度に穴があかない限り安全を保つことができる。

 

アピール内容

 1艘では走行安定性は良くないが、同一のゴムボート、或いは直線型のチューブを平行に併結することで安定度が増すだけでなく、仮に一方のゴムボートが浸水するようなことが生じても他方に移れて安全を確保でき、また、居住空間を広くとれ、居住性の向上を図れる。

 

その他 

ゴムボート

断面図

平面図