テーマ"火炎の中にトンネル! 〜新しい概念の中空チューブ〜"
皆さんは「流体導入式中空孔形成チューブ(以下中空チューブ)」をご存知でしょうか、
中空チューブはこれまでのチューブとは異なる全く新しい概念のチューブです。
違いを簡単に表すとするなら、従来のはソーセイジ型、中空チューブはチクワ型で、チューブ
の直進性や円形力を強くコントロールしてその中空を活用できることです。
現在考えている活用法として、
1. 火災現場の火炎や煙炎に向かって中空チューブを展張させ、被災者を救い出す。
→ H27年度消防防火科学技術賞に応募しました
2. 被災場所と避難場所間に中空チューブを梯子や橋として渡して、被災者を救い出す。
3. 中空チューブ内に流出オイルを回収・収納できる荒海対応のオイルフェンス。
4. 中空チューブを大型テントなどの一時的な構造材としての支柱や梁に
提案→新国立競技場の開閉式屋根の梁に利用は?
5. メタンハイドレート(海底資源)の採掘や海上までの輸送を、ホース圧を制御してチューブ
の直進性をコントロールし、従来の鋼鉄製シームレスパイプに代えることで採掘の効率化
と低コストを図れるのでは。
2015/9海洋エネルギー資源開発促進日本海連合のMH採掘技術コンテストで受賞しました
6. 原発からの燃料取り出し作業や解体作業等の作業員の移動に中空チューブシス
テムを通路等に使用(ホースにホウ素水を圧入)、放射線被爆を防ぎ、作業員の作業効
率アップに役立てれるのでは、
7. 宇宙ヨットの展張に使えないか(現在は折り紙工法)?
8. (医療機器)気管切開チューブとしての利用は?
9. ロボットの人工筋肉に利用は? 今後も、
その活用の可能性について探究してゆきます。